巻き爪(陥入爪)
巻き爪(陥入爪)とは?
巻き爪とは爪のふちの部分が皮膚の中に食い込んでいる状態で足の親指に生じやすいものです。爪が皮膚を刺激することにより赤く腫れたり、うみが出たりします。爪を切りすぎる深爪などの不適切な処置、先の細い靴による足の指の圧迫などが原因で起こります。

●肉芽のレーザー処置
側爪郭炎、巻き爪で肉芽(いわゆる肉が盛り上がる)ができている場合は炭酸ガス(CO2)レーザーで肉芽を除去します。
●部分抜爪
化膿がひどい場合は、皮膚に食い込んでいる爪の端を部分的に抜爪すると急速に化膿は治癒します。
●陥入爪根治術
化膿を何度も繰り返したり、巻き爪が高度な場合は、皮膚に食い込んでいる部分の爪が生えてこないように爪母(爪のはえる所)を切除する手術を行います。不慣れな医師がこの手術を行うと、再発が生じやすかったり、爪の形状が不自然に仕上がりますが、当院は熟練の形成外科専門医がこの手術を行うため、とても自然な形態に仕上げます。
●巻き爪のワイヤー矯正
超弾性ワイヤーを巻き爪に取り付け、湾曲した爪を矯正する方法です。ワイヤーは数分程度で取り付け可能で、爪に穴を空けるだけなので痛みもありません。ワイヤーは爪の白い部分に装着するため、爪が伸びた状態でないと適用できません。


