眼瞼下垂
目元で年齢が変わる。
目元のスペシャリスト「ユニタ」
当院は高度な専門性を求められるこの手術において、
多くの方から高い評価を頂いています。
形成外科医が施す治療の中でも、最も繊細で高度な技術を要求される代表的手術のひとつ、「眼瞼下垂症手術」。そこに求められるのはデザイン力とまぶたの機能(開く・閉じる)を正確に仕上げる技術力です。まぶたは顔の中でも審美的に要となる重要な部分なので、眼瞼下垂症でお悩みの方は、まぶたが上がりさえすれば良いという安易な発想で医療機関を選ぶことなく、まぶたの機能性と審美性の両立を目指すことにこだわりを持った専門性の高い医師のもとで手術を検討することをお勧めします。
当院では、眼瞼下垂症の手術において、形成外科学会、美容外科学会などを通して 収集される最新情報と、当院における長年の手術実績を照らし合わせながら、常に創意工夫を重ねてきた結果、ダウンタイムの短さだけでなく、手術を受けたことを感じさせない自然な仕上がりにおいて、どの医療機関にも勝るとも劣らない治療成績を実現しています。
「現状よりもまぶたがある程度上がれば良い」と気軽な目標で医療機関を選ぶと…。
それによって招きやすい結果は、
- ●期待したほどまぶたが上がらない
- ●見開きの大きさのみでなく、形の上でも左右差が目立つ
- ●いかにも「手術を受けたでしょ」と感じられる不自然な目
これらのリスクを最小限にするためには、形成外科手技の基盤の元、「眼瞼下垂の治療」に長年しっかりと向き合って、手術を研鑽し、妥協なく手術に取り組む姿勢が求められます。「見開きが不十分に感じる」「瞼が重く感じる」など、同じ様な訴えの中にも、様々な原因があり、また、治療結果に求める目標にも個人差が多いものです。それに対して、高い水準で満足度を達成するために医師に求められる資質は、それぞれの原因をしっかりと分析する力、手術手技の技量は勿論、それだけでなく、この治療に対する完璧主義が求められると考えます。
その1自然な仕上がりの眼瞼下垂手術
眼瞼下垂症手術において、最も大切なことは、自然な仕上がりに整えること。自然でなければ美しいとは言えません。片側のみの眼瞼下垂症の方であれば、当院で手術をお受けになると、術後にどちらの目の手術を受けたのかが見分けられないほど自然に仕上がり、満足頂けるはずです。残念ながら、他の医療機関との差を評価頂けるのは、他で手術を受けたことのある方でなければ出来ませんが、当院は、眼瞼下垂症手術の仕上がりと美しさにおいて自信を持っています。
その2出来る限り腫れを抑え、ダウンタイムが少なく、傷跡を目立たせない手術
当院の眼瞼下垂症手術は他院と比べて、決して手術時間は短くありません。よく、手術時間が短いことを自慢する宣伝を耳にすることがあります。確かに、長いよりは短い方が手術中の気分は楽でしょうが、何よりも大切なことは、手術の結果です。手術時間が少し長くても、術後の腫れが少ない、ダウンタイムが短い、傷跡が目立たないなど、術後の経過がスムーズで、自然な仕上がりが得られること、それこそが医師と患者様の双方にとって、幸せな結果と考えます。そのためには、術中に妥協せずに、繊細に丁寧に取り組むこと。当院は、そんな姿勢で手術に臨みます。
手術時間が短い医療機関ほど、再手術の確率が高い傾向があるのが、眼瞼下垂症手術なのです。
眼瞼下垂症とは、まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の機能が損なわれて、十分に目が開かない状態のことです。生まれつき、眼瞼挙筋の機能が弱まっている場合は先天性眼瞼下垂症と呼ばれます。一方、加齢とともにその機能が損なわれて、しっかりと目が開かなくなってきた場合は後天性眼瞼下垂症と呼ばれ、その多くは腱膜性眼瞼下垂症です。従来は、老化によって挙筋腱膜が擦り切れて生じることが多かった腱膜性眼瞼下垂症(いわゆる老人性眼瞼下垂)ですが、近年は、長期に及ぶコンタクトレンズの使用や、アトピー性皮膚炎、花粉症などでまぶたを頻繁にこすることによって、挙筋腱膜が周囲の組織と癒着して生じることが増え、従来に比べて若い頃から眼瞼下垂症になるケースが増えてきたのが特色です。また、不慣れな医師による二重瞼の手術後に眼瞼下垂症を引き起こす医原性の眼瞼下垂症も増えています。このため、従来の手術法では十分な結果が得られないことが少なくなく、さらに「美しい目に仕上げる」ことを手術に期待する方が増えてきた現代、眼瞼下垂症手術を行う医師には従来以上に高い専門性が求められるようになりました。
あなたはいくつ当てはまりますか?
- 昔に比べ、目が小さく感じる
- まぶたが重い
- 最近まぶたがくぼんできた
- 目をよくこする
- 眼精疲労が強い
- 肩こりや偏頭痛がある
- 上を見る時に額にしわが入る
- コンタクトレンズを長期間使用している
正 常
軽度下垂
中等度下垂
重度下垂
眼瞼下垂症によってまぶたを持ち上げる筋肉の動きが障害されると、しっかりと目を見開こうとして反射的に額の筋肉(前頭筋)を使って目を開けようとします。このような状態が続くと前頭筋は常に緊張した状態になり、その結果、交感神経が刺激されて、偏頭痛や肩こりの一因となります。
多くのクリニックでは上まぶたのくぼみに対して脂肪を注入する治療を行っていますが、まぶたへの負担を考えると、必ずしも正しい治療の選択とは言えません。「くぼんでいるから何かで埋める」という安易な選択はお勧めしません。くぼみの原因の多くは元々あった脂肪(眼窩脂肪)が上方へ偏位してしまうことにあり、当院ではその脂肪を元の位置に降ろす(戻す)手術を行っています。
まぶたを持ち上げるための筋肉が後天的に緩んでしまったり、まぶたを持ち上げる時に支持されている瞼板と筋肉とが外れてしまった状態を改善させるために、再度、瞼板に固定する手術方法です。筋肉を一切傷をつけることなく、生理的で自然な開瞼状態に戻すこの手術は、非常に高度な技術を必要とし、信州大学形成外科の松尾教授が提唱した手術で“松尾式挙筋前転法”とも呼ばれています。美容外科でこの手術を行えるクリニックは少なく、当院は手術症例数が多いクリニックとして評価されています。上まぶたの組織はどれも薄く、繊細で複雑な構造をしていますので、手術に熟練した医師に相談することが大切です。
挙筋そのものに障害があり、通常の開瞼に問題のある場合に用いる手術方法です。太ももの部分の筋膜をまぶたに移植し、しっかりと開くことができるようにする治療です。入院を必要とするため、大学病院をご紹介します。
瞼下垂症は眼科が専門と思う方も少なくありませんが、これは「まぶたの病気」ですので、多くの場合、形成外科でもっぱら治療が行われています。ただし、形成外科だからといってどこの病院でも眼瞼下垂症に力を入れている訳ではありません。非常に高度な技術を要するため、専門的にこの手術を行っている医療機関は多くありません。当院は眼瞼下垂症に対して「情熱」と「こだわり」を持って研究し、手術を日々行っている、全国でも数少ない医療機関です。眼科を受診して、「あなたは眼瞼下垂症があるけれど歳だから仕方ないね」と言われ、諦めきれずに当院を受診される方も数多くいらっしゃいます。この治療において大切なことは「確実に目が開くようになること」、「将来に渡って再発しにくい手術を行うこと」、「より自然なまぶたにすること(=元の形に戻すこと)」です。当院ではこの3点を常に追求し、日々治療に取り組んでいます。
「目は口ほどに物を言う」という言葉通り、目元は表情の要。機能的にも審美的にも満足のいく手術を行っていますので、どうぞご相談下さい。
通院 | あり(初回は1週後) |
洗顔 | 患部以外の洗顔は翌日から、患部は4日目から可能です。 |
シャワー浴 | 患部を濡らさないように翌日から可能です。 |
入浴 | 4日目から可能です。 |
術後は、局所麻酔の影響や内出血により、まぶたの腫れや違和感が生じますが、時間の経過とともに改善します。
手術に熟練した医師が手術を行うため、術後の腫れや内出血は多くの場合、非常に少なくことに好評を得ていますが、以下のリスク要因をお持ちの方では、腫れや内出血が顕著な場合があります。
いずれも、時間の経過とともに改善しますが、改善に至る期間も、体質や皮膚質によって、個人差があります。
眼瞼下垂は、長年、目を擦ることが大きな成因の一つとなりますが、目を擦る原因疾患としては、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患の他、ドライアイやコンタクトレンズ性結膜炎などが挙げられます。
特にドライアイは自覚症状は乏しくとも加齢と共に多くの方が生じます。このため、術後、目の見開きが良くなることによって、眼球と空気との接触面が広がることによって、自覚するドライアイ症状が増強する方が稀にいらっしゃいます。
<術後の腫れや内出血が生じやすいリスク要因をお持ちの方>
アトピー性皮膚炎やケロイド体質、動脈硬化、高血圧などの体質がある方、また他院で複数回の手術を受けた後の方など。