ニキビ
当院ではニキビを一時的に抑制するだけでなく、
ニキビのできにくい肌作りをサポートします。
保険診療で行うニキビ治療は、外用薬の塗布や抗生物質を服薬するなどの治療があり、一時的なニキビを抑制することはできますが、ニキビができにくい肌質に改善することはできません。当院は美容外科・スキンケアの専門クリニックとして、今できてしまっているニキビを治療するだけでなく、ニキビのできにくい健康な美肌作りをサポートします。
ニキビができる原因は大きく分けて「3つの原因が相互に関係しあう悪循環」からなるものなのです。

❶毛穴の角質が厚くなり、コメド・角栓が形成される
皮脂が過剰に分泌されることで、毛穴の角質が厚くなってしまい、毛穴の出口をふさいでしまいます。コメドというのは、角栓は皮脂腺から分泌される皮脂が過剰に排出されることにより毛穴内部や出入り口付近を詰まらせてしまい、皮脂や細菌を毛穴に溜め込んでしまう毛穴の栓のことです。過剰分泌された皮脂と古い角質が混ざり合って作られ、角栓ができると毛穴が詰まってしまいます。

❷面ぽうが形成される
角栓ができたことにより、毛穴のつまりで出口を失った皮脂は毛穴の中にたまって面ぽうと呼ばれる状態になります。面ぽうとはニキビの初期症状のことで毛穴が角栓でふさがり、そこに皮脂がたまって固まりになった状態をいいます。面ぽうには、たまった皮脂が白くポツンと盛り上がって見える白ニキビと、皮脂が毛穴を押し広げ、酸化して黒く見える黒ニキビの2種類があります。

❸炎症が起こる
常在菌(肌のバランスをコントロールし、正常に保つために必要とされる菌)と呼ばれる細菌のひとつにアクネ菌があります。アクネ菌は皮脂を好み、酸素を嫌います。皮脂を栄養源にしながら増殖していくアクネ菌は細菌の餌となりやすい過酸化脂質や遊離脂肪酸を作り出し、この物質が刺激となって炎症が起きます。これが赤ニキビです。

❹炎症が悪化し、化膿する
ニキビの炎症が進行して毛穴周辺の皮膚組織が破壊され、 化膿して膿んでいる状態を黄ニキビといいます。黄ニキビが重度になると、炎症のダメージが真皮まで及んでしまい、炎症が落ち着いた後も色素沈着や凸凹などのニキビ跡が残りやすくなります。